誰が日本文化をつくったのか? 光文社新書 加藤徹 光文社カンブン ノ ソヨウ カトウ,トオル 発行年月:2006年02月20日 予約締切日:2006年02月13日 ページ数:240p サイズ:新書 ISBN:9784334033422 加藤徹(カトウトオル) 1963年東京都生まれ。
東京大学文学部中国語中国文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。
1990〜91年、中国政府奨学金高級進修生として北京大学中文系に留学。
広島大学総合科学部専任講師を経て、同助教授。
専攻、中国文学。
『京劇』(中公叢書)で第24回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 卑弥呼は漢字が書けたのか/第2章 日本漢文の誕生/第3章 日本文明ができるまで/第4章 漢文の黄金時代/第5章 中世の漢詩文/第6章 江戸の漢文ブームと近現代 かつて漢文は、東アジアのエスペラントであり、日本人の教養の大動脈であった。
古代からの日本の歴史を「漢字」「漢文」からひもとくことで、日本人が何を思い、どんな試みの果てに、この国が築かれてきたのかが明らかになってくる。
日本人にとってまだ漢文が身近だったころ、漢文の力は政治・外交にどのように利用されたのか?彼らは、漢文にどんな知性や思いを込めたのか?ー日本の発展の原動力となり、その文化・政治力を支えた「漢文の素養」をもう一度見直し、日本文化の豊かな可能性を提言する。
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